VLE-Ben ユーザーマニュアル
キーボード中心の 2 ペイン ファイラーです。マウスでも操作できますが、ここではキー操作を中心に説明します。
対応: macOS 12(Monterey)以降。
画面の見方
- ヘッダが白いペインがフォーカス中です
- 上部ツールバーは機能のヒントです。Shift を押している間は ⇧ 付きのキー案内に切り替わります
- 下部ステータスには、選択中のファイル属性・所有者・サイズ・日付・名前、右端にディスク空き(タグ中はタグ合計サイズ)が出ます
レイアウト切替
| キー | 画面 |
|---|---|
| ⇧1 | 左ファイラー + 右 VIEWER(起動時の既定) |
| ⇧2 | 左右ともファイラー |
| ⇧3 / G | 左ファイラー + 右ギャラリー |
| ⇧4 / ⌘F | 左をファイル検索モードに |
はじめにやると便利なこと
- O で起動フォルダへ戻れるよう、よく使う場所で H(起動フォルダに設定)する
- よく行くフォルダで + を押し、J のジャンプ一覧に入れる
- テキストを次々見るなら P(常時閲覧)をオンにする(⇧1 向け)
移動する
| キー | 動作 |
|---|---|
| ↑ ↓ | 一覧のカーソル移動 |
| Home / End | 先頭/末尾 |
| Page Up / Page Down | ページ単位 |
| Enter | フォルダ/アーカイブに入る。ファイルは VIEWER で開く |
| Backspace / - | 親へ(アーカイブ内なら外へ) |
| Tab | 左右フォーカス切替 |
| ← → | ペイン移動(ツリー中は折りたたみ/展開) |
| ⇧← ⇧→ | 常に左右ペインへフォーカス移動 |
| U / ~ | ホームフォルダへ移動 |
| / | ルート(/)へ移動 |
| O | 起動フォルダへ |
| H | いま開いているカレントを起動フォルダに設定 |
| V | マウント済みボリューム一覧から移動 |
| J | ジャンプ(記憶フォルダ) |
| + | カレント/選択フォルダをジャンプに追加 |
ジャンプ(J)
- 一覧の 1〜9 で即座に移動
- Home でフィルタ欄へ
- Del で記憶を削除
- 一覧上で S すると、そのパスを起動フォルダにできます
ツリー(T)
- ツリーのルートは起動フォルダです
- ← → で折りたたみ/展開
- Enter でそのフォルダへ移り、通常のファイラーに戻ります
- Esc でツリーをやめ、元のフォルダのまま戻ります
見る(VIEWER)
- ファイルで Enter(または常時閲覧オンでカーソル移動)
- フォーカスは基本的にファイラーのままです
- 右ペインにフォーカスがあるときの ↑ ↓ は、アニメ画像のめくり、または前後のファイル切替に使います
種類ごとの見え方
| 種類 | 見え方 |
|---|---|
| テキスト | 先頭最大約 64 KB。UTF-8 / CP932 / Shift_JIS / EUC-JP |
| 画像 | ペインに収まるよう縮小表示 |
| APNG / アニメ GIF | 静止フレーム+右上のめくり表示 |
| PDF など | Quick Look |
| 動画 | 原則 Quick Look(自動再生なし)。.mov は再生コントロール付き(停止状態で開く) |
| 音声 | Quick Look(自動再生なし) |
Word 系(.doc 等) | 可能ならテキスト抽出。だめなら Quick Look |
ディスクイメージ(.dmg / .sparseimage 等) | プレビューなし |
大きなテキストで読み込みが長引く場合は打ち切られます。軽快さを優先しています。
常時閲覧(P)
オンにすると、一覧の選択に合わせて右ペインが更新されます。⇧1(右ビューア)向けです。
編集する(EDITOR)
- テキストを VIEWER で開く(または選択する)
- E(または ⌘E)で EDITOR へ。キャレットが編集欄に入ります
- ⌘S で保存
- Esc で VIEWER に戻る(未保存なら保存確認)
注意:
- 256 KB 以上は内蔵 EDITOR を使えません。X で外部アプリを使ってください
- アーカイブ内のファイルは編集・保存できません
- 文字コードはステータス右端の表示をクリックして変更できます(UTF-8 / CP932 / Shift_JIS / EUC-JP)
- EDITOR 上部にカラム・ルーラーが出ます
ファイルを操作する
タグ(印)
| キー | 動作 |
|---|---|
| Space | オンディスクのファイル/アーカイブにタグを付けて次行へ(フォルダ不可。アーカイブ内ではタグ付けはできません) |
| W | ワイルドカードで一括タグ(例: *.pdf)。アーカイブ内のファイルも可 |
タグ付きがあると、コピー/移動/削除の対象はタグのファイルになります。タグがないときは、カーソル位置のファイルが対象です(フォルダ削除は除く)。
コピー・移動・削除など
| キー | 動作 |
|---|---|
| C | コピー |
| M | 移動(同じフォルダ内への移動は不可) |
| D | 削除(タグまたはカーソルのファイル) |
| ⇧D | 選択中のフォルダを削除 |
| N / R | リネーム |
| K | フォルダ作成 |
| I | 空ファイル作成 |
| A | 属性(mode・日付・時刻)。Owner / Group は表示 |
| X | 関連アプリで実行(候補が複数なら選択) |
コピー/移動の宛先
- ⇧2(左右ファイラー): 反対ペインへ。確認だけで済みます
- ⇧1 / ⇧3: 宛先パスを入力。相対パスはカレント基準です
一覧の見え方を変える
| キー | 動作 |
|---|---|
| F | 画面内フィルタ(名前の絞り込み)。Esc で終了 |
| S | ソート(名前/日付/サイズ) |
| L | ローカライズ名(Documents → 書類 など) |
| . | 隠しファイルの表示/非表示 |
| ⇧. | すべてのファイル名拡張子を表示(Finder と同じ考え方。オフ時は「拡張子を隠す」指定に従う) |
初期の拡張子表示は、Finder の「すべてのファイル名拡張子を表示」に合わせます。一度 ⇧. で切り替えると、アプリ側の設定が残ります。
ギャラリー(G / ⇧3)
左一覧にある画像のサムネイル一覧を右に並べます。矢印で選択を動かせます。
ファイル検索(⇧4 / ⌘F)
左ペインが検索になります。カレント配下を、名前・内容・年月の期間などで探せます。
- ヒットを選ぶと右でプレビュー
- E で編集、X で外部実行(対象による)
- Esc で検索を終了
表示色の目安
| 色 | 意味 |
|---|---|
| 水色 | フォルダ |
| 薄い緑 | ローカライズ名のフォルダ |
| 黄 | 圧縮アーカイブ |
| 白 | 読み書きできるファイル |
| 紫 | 読めるが書けないファイル |
| 青系 | 開けないフォルダ |
| 赤 | 開けないファイル |
再読込
| キー | 動作 |
|---|---|
| ⌘R | フォーカス側を再読込 |
| ⇧⌘R | 左右とも再読込 |
フォルダは外からの変更も監視して自動更新します(アーカイブ内は監視しません)。ウィンドウを前面に戻したときも再読込します。
終了
Q — 「終了しますか?」の確認後に終了します。
言語とフォント
メニュー 表示 から:
- 言語: システムに合わせる / 日本語 / English
- フォントサイズ: UI の等幅サイズ
ツールバーの並び(参考)
無修飾:
C M D N K I A X · E T G P · F S L · J H O U V W · Q
Shift 押下中:
⇧D ⇧. · ⇧← ⇧→ · ⇧1 ⇧2 ⇧3 ⇧4
(ラベルは表示言語に従います。例: X=実行、P=閲覧)
ファイラー キーバインド比較(アルファベット)
FDclone(小文字のみ)、FILMTN、VLE-Ben の3つを比較した表です。「—」は割当てなしを表します。
| キー | FDclone | FILMTN | VLE-Ben |
|---|---|---|---|
| A | 属性変更 | 属性変更 | 属性変更 |
| B | テープへのバックアップ | — | — |
| C | コピー | コピー | コピー |
| D | ファイル削除 | ファイル削除 | ファイル削除 |
| E | ファイル編集 | エディタ起動 | エディタモード |
| F | ファイル検索 | ファイル検索 | 名前絞り込み |
| G | — | — | ギャラリーモード) |
| H | 子プロセス実行(sHell) | カレントディレクトリ変更(cHdir) | 起動時フォルダ変更 |
| I | ファイルシステム情報 | ishファイル作成/majファイル作成 | 空ファイル新規 |
| J | — | ディレクトリ・ジャンプ | ディレクトリ・ジャンプ |
| K | ディレクトリ作成(mKdir) | ディレクトリ作成(mKdir) | ディレクトリ作成(mKdir) |
| L | ディレクトリの絶対移動(Logdir) | カレントドライブ変更(Logdisk) | ローカライズ名表示のオン/オフ |
| M | 移動 | 移動 | 移動(コピーと同じ宛先ルール) |
| N | — | 名前変更(reName) | 名前変更(reName) |
| O | — | — | 起動時のフォルダに移動 |
| P | 圧縮(Pack) | LHarc等で圧縮(Pack) | 常時プレビュー |
| Q | 終了 | 終了 | 終了 |
| R | 名前変更(Rename) | プログラム・BAT実行(Run) | 名前変更(reName) |
| S | ソート | ソート | ソート |
| T | ツリー表示 | ツリー表示 | ツリー表示 |
| U | アーカイブ伸長 | 解凍/ish・maj復元 | ユーザーフォルダに移動 |
| V | ファイル閲覧 | ファイル表示 | ボリューム選択 |
| W | 表示ディレクトリの書込み | ソート結果の書込み | ワイルドカード一括タグ |
| X | ファイル実行(eXec) | コマンド実行(eXec) | 拡張子連動で実行 |
| Y | — | ワイルドカード変更 | — |
| Z | — | COM/EXE圧縮(LZEXE) | — |
うまくいかないとき
- 保護フォルダに入れない — 書類・デスクトップなどで OS の許可ダイアログが出たら許可してください。必要ならシステム設定のフルディスクアクセスも検討してください
- lzh が開けない — 別途
lsar/unarまたはlha(Homebrew 等)が必要です - ネットワークボリューム — Finder でマウントし直してから ⌘R してください
- ディスクイメージ —
.dmg/.sparseimageなどは中身プレビューしません(ディスクユーティリティ等で扱ってください)